高速道路に適した車について
法定速度で、高速道路の制限速度は一般的に時速80キロとなっています。現在の販売されているどの車も、この制限速度以上のスピードは出せるエンジンを搭載しています。
一方で、一定の速度を維持したまま長距離を移動し、かつ前方視界の妨げとなるトラックなどを追い抜く際に瞬間的に出る加速力などを条件に加えていくと、それに適した車も絞られてきます。
一定の高スピードを保ちつつ長距離を走る場合、輸入モデル、特にドイツ製が向いているとされています。ドイツにはアウトバーンという制限速度無しの高速道路があり、そのアウトバーンで走ってもストレスのない車の設計をしているためです。
それゆえにスピードを出した時の安定性や操作のし易さ、そして万が一の接触事故などへの剛性や耐久性も兼ね備えています。瞬間的に出る加速力を追及する場合は、ターボ搭載の日本製のセダンモデルやコンパクトカーでも充分対応可能となっています。
ただし、街乗りを意識して製造されている軽自動車のようなタイプは、高速走行での条件は満たせてもエンジンに負荷をかけることになるということを考慮しておくべきでしょう。